1.問題解決入門 (10).「打つ手がまずかったという」問題点

(1). [ 商品自動販売機にコインを投入したが商品が出てこなかった 」ケース
1). 入力はコインで、自動販売機のメカニズムそのものがプロセスになり、出力は商品。
2). 入力ミスは次のいずれか。
①. 入力が不足している ( 量的不足。 商品価格が200円なのに、100円コイン1枚
しか入れなかった )
②. 入力が不適切 ( 質的には投入資源の不適切。 100円玉専用機に10円玉を投入 )
(2). 「 安全目標達成のための安全組織を編成した 」ケース
安全組織が、上部からの指示で天下り的に作られたもので、その結果事故が発生したと
すれば、「 天下り的な安全組織の編成 」という入力が不適切ということになる。
(3). 「 ある会社がXという新製品を売り出したが、よく売れなかった 」ケース
売れないという問題の原因が、Xという製品の魅力のなさによるものであるとすれば、
①. 市場ニーズにがっちしていない
②. 他社製品に比べて見劣する
③. 価格競争力が弱い
などは、入力に関する「 打つ手がまずかった 」という問題点に当たる。
(4). 入力は一般的には、組織方針にもとづいて、担当の管理者が自らの意思で選択した行為
と考えられる。 自己の方針を具体化したものが入力となる。
目標達成の手段である入力が不適切であるために起こる問題の解決は、次のように適切
な入力に置き換えることで可能。
①. 早急にX製品の改良品を出す
②. 現場からの提案により安全組織を作る
入力の変更が困難な場合は、プロセスの中で打つ手を考えることになる。

