19.武士の登場

(1). 武士団の現出
9世紀末から10世紀初め、国司と荘園領主が対立、世の中が無秩序化してくると、武装する 地方豪族や開発領主が現れるようになった。 彼らは賜姓皇族や中・下級貴族を棟梁に武士団を形成した。 武士団の代表的なものが、清和天皇から出た清和源氏と桓武天皇から出た桓武平氏である。
板東八平氏 (関東) 伊勢平氏 (伊勢) 多田源氏 (兵庫) 河内源氏 (大阪)
(2). 承平・天慶の乱 (じょうへい・てんぎょうのらん)
①. 平将門の乱 (935年~940年) 桓武平氏出身の平将門は、父の死による相続が紛糾、一族の抗争中に国司とも対立、 939年朝廷に反旗を翻した。 平将門は一時関東を支配したが、藤原秀郷、平貞盛の連合軍により討たれた。
②. 藤原純友の乱 (939年~941年) 同じ頃藤原北家出身の藤原純友は、瀬戸内海で海賊を率いて反乱を起こした。 一時は太宰府を焼き払うなど猛威を」振るったが、清和源氏の源経基らによって鎮圧された。
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