1.問題解決入門 (8).見える障害と見えない障害

1. 見える障害
・ 製造工程は合理的に設計されているので、このプロセスは理論的に解明できる ・ 不良品ができたという問題では、原料に異常はないか入力を確かめ、次にプロセスである 製造工程をフォローすれば必ず不具合をを個別に診断できる ・ この場合の不具合は、故障とか障害という目に見える障害と言える
2. 見えない障害
・ 販売活動というプロセスは、一定の固定されたプロセスではなく、 工場 → 問屋 → 小売店 → 消費者 という流通経路も複雑。 ・ 売上が伸びないという問題では、 最初に入力としての製品に欠点がないか、他社製品に比較して見劣りしていないかを検討する 販売活動のプロセスは、取引の交渉や販売努力など人間の判断、意欲等外見からではわから ない要素を含んでいる このプロセスの中に売上促進につながらない障害がかくれていると考えられる これは見え ない障害と言える 障害の存在がわかっていても、それが何であるか正体不明の場合はこれを「ブラックボッ クス」という

3. 制約条件という問題の原因
・ 「腕時計をしたままで泳いでいたら、時計の針が止まってしまった」ケースでは、時刻を 表示するのが時計の目標であり、針の停止という問題が発生したことになる ・ この例では、入力である「電池のパワー」お「メカの作動」も正常であったが、この時計は ウォータープルーフではなかったため、もともと「水中で使用することは禁止されている製品」 であった つまりこの製品は「水中使用禁止」という制約条件があった ・ このように制約条件の存在が問題の原因になる場合がある ・ このケースでは問題解決は「水中で使用しない」か「ウォータープルーフの時計に交換する」 のいずれかになる ・ 入力が原因になるのは「電池切れ」であり、プロセスに原因があるのは「メカの故障」などの 障害が生じた場合
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