1.問題解決入門 (7).課題達成を妨げる条件

行動を起こす場合には、なんらかの条件の存在が前提になる。 条件によってとるべき行動を変えるのが普通で、これをより的確に行うために「状況思考」が必要になる。 条件には下記の2つがある。
(1). 成立条件 : ある事柄が成立するために必要な条件。 例 : 経営計画設定の条件
(2). 制約条件 : あることを妨げる条件。 例 : 何かをしようとする場合に制約となる事実。
問題解決においては、成立条件よりも制約条件が重要な役割を演ずる。 成立条件も、その後のプロセス(活動)を制約する場合があり、制約条件に転化する場合がある。
制約条件がれば、行動の選択に制約を受け、結果として問題が起こるとすれば、制約条件は問題 発生の間接的な原因であると考えることができる。この場合、「条件」とは、「客観的に存在する事実」 でなければならず、推定では不可である。
制約条件とは、問題解決者が「どんな状況に置かれているか」あるいは「どんな事情を抱えているか」 ということである。
目 標 ↑ ギャップ 入 力 → プロセス → 出 力 (手段) (活動) (結果)
問題発生に至る流れの中で、制約条件は、
(1). 入力(手段)を制限する。 例 : ①. 資金が10億円しか集まらない ②. 募集しても人が集まらない ③. 原材料の入手が困難になった
(2). プロセス(活動)を制約する 例 : ①. 納期がきついので、徹夜残業した ②. 自動車数が不足で思うように営業活動ができない ③. 労働協定によって必要な残業ができない
(3). 入力(手段)とプロセス(活動)の両方に影響する制約条件 例 : 会社の知名度が低い
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