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1.問題解決入門 (4).問題の仕組み

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1. 問題のとらえ方

   問題の全体像を正しくとらえるためには、問題の仕組み(=構造)について考える必要がある。          問題は、部分的にとらえるのではなく、問題の全体像を明確にして、原因相互の関係を見て           いかなければならない。 こうしたアプローチをシステムズ・アプローチという。

   「問題は、複数の要素の絡み合いによって成り立っている論理のシステム」ということになる。

   システムズ・アプローチは、問題の構造を解き明かすやりかたなので、「問題の構造化」とも言える。

2. 問題解決

   問題が起こってから、または問題が認識されてから原因を調べ、問題点を列挙して、それらに          対して手をうつことである。                                                    したがって、考える順序は、 問題 → 原因 → 対策 (論理分析)の流れになる。                問題が起きた順序からすると、 原因 → 問題 → 対策  (時系列分析)になる。

3. 問題は環境変化から生まれる

   過去に経験したことのない新しい問題は、主として環境の変化から生まれる。                    問題の生じる背景や前提を把握できていない場合は、目先の問題処理はうまくいっても、             長期的に効果の出る対策を講じることはできない。

   組織目標(ゴール)をブレイク・ダウンしたものが自己目標であり、それが問題解決する立場の          達成目標(ターゲット)になるので、組織目標も当然問題形成に関係してくる。                    「環境変化」によって「組織目標」も「組織方針」も影響を受ける。 また、目標が決まってから           方針を考えるのが一般的なので、「組織目標」が「組織方針」を規定する。

   組織目標の下に自己目標があり、その自己目標と現状とのギャップが問題となる。                 環境変化によって目標が変わるために、それにともない問題も変化する。

   事業全体の目標を一般的に組織目標と言う。 企業の例では組織目標は企業目標であり、自己         目標は部や課などの部門目標ととれることができる。 したがって、                               o 環境変化によって問題が変わる                                              o 環境変化から問題がうまれる                                            という言い方もできる。

4. 環境変化とは?

   企業をとりまく環境は、大きくは、政治、経済、技術、社会、文化、自然 の6つに分けて考えられる。

   (1). 政治 : 例 独占禁止法、製造物責任法                                      (2). 経済 : 例 原油価格の変動、為替相場、公企業の民営化                           (3). 技術 : 例 バイオテクノロジー、新素材の開発                                  (4). 社会 : 例 少子化、老齢化                                              (5). 文化 : 例 ライフスタイルの変化、価値観の多様化                               (6). 自然 : 例 省資源、リサイクル

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